クラブ別 劇的な決勝点

鹿島アントラーズ 終了間際の決勝点10本(2017〜2026)

2017年以降、鹿島アントラーズが試合終盤や延長戦で決めた決勝点から10本。記録と、そこに至るまでの試合の流れをあわせて振り返る。

2026.10.26 · 文: Golmento 編集部 · 記録はJリーグ等の公式記録、映像は公式チャンネルのものです

1植田 直通 90+2分

2017年9月23日 · 明治安田生命J1リーグ 第27節 · 鹿島アントラーズ 2-1 ガンバ大阪

7分にファン ウィジョに先制され、前半アディショナルタイムの45+3分にレアンドロが追いついた。1-1のまま後半も時間が進み、迎えた90+2分のコーナーキック。キッカーは永木亮太。ゴール前に上がったボールに植田が頭で合わせ、勝ち越しの1点がネットを揺らした。植田にとってこのシーズン2点目。直前の4試合をすべて勝っていた鹿島は、28,565人のスタンドの前でその流れを途切れさせなかった。

2土居 聖真 90+1分

2020年8月29日 · 明治安田生命J1リーグ 第13節 · 柏レイソル 2-3 鹿島アントラーズ

57分と84分、オルンガに2度リードを奪われる展開。72分に三竿健斗が一度は追いついていた。1-2で迎えた89分、左サイドを駆け上がった永戸勝也の低いクロスに、土居がニアサイドで合わせて同点にする。そこからわずか2分ほどの90+1分、今度は右サイドに開いた三竿のクロスを、土居が頭で叩き込んだ。左と右、両サイドからのクロスで続けざまに2点。決勝点は土居のこのシーズン3点目で、2,728人のスタンドの前で試合をひっくり返した。

3小泉 慶 90+2分

2020年10月10日 · 明治安田生命J1リーグ 第21節 · 鹿島アントラーズ 3-2 横浜FC

開始2分と13分に失点して0-2。直前の2試合を落としていた鹿島にとって、重い立ち上がりだった。58分にエヴェラウドが1点を返し、88分にはオウンゴールで同点に。そして90+2分、コーナーキックの流れから、ファーサイドのエヴェラウドが頭で折り返し、荒木遼太郎がもう一度ゴール前へ送る。待っていた小泉が右足で決めた。小泉のこのシーズン初得点。8月のアウェイで1-0と敗れていた相手に、2点差をひっくり返した。

4犬飼 智也 90+2分

2021年8月9日 · 明治安田生命J1リーグ 第23節 · 湘南ベルマーレ 1-2 鹿島アントラーズ

13分に大橋祐紀に先制され、29分に同点ゴールを決めたのは犬飼だった。1-1のまま試合は終盤へ進み、迎えた90+2分のコーナーキック。ゴール前に入ってきたボールに犬飼が頭で合わせ、この日2点目を奪った。同点弾も決勝点も自ら決め、これがこのシーズン5点目。3月のホームでの対戦は3-1。4,473人の観客が見守ったアウェイでも湘南を上回り、鹿島のサポーターは勝点3を手にした。

5上田 綺世 90+3分

2022年4月2日 · 明治安田生命J1リーグ 第6節 · 鹿島アントラーズ 2-1 清水エスパルス

0-0で迎えた後半、70分にベンジャミン コロリのゴールで清水に先制される。78分、右サイドの松村優太のクロスに鈴木優磨が頭で合わせて追いつき、試合は最後の数分へ。90+3分、今度は鈴木が浮き球をゴール前へ送る。上田が頭で合わせたボールはポストに当たり、ゴールの中へ転がった。上田のこのシーズン5点目。終盤の2ゴールはどちらも鈴木が絡んだもので、11,037人のスタンドが逆転に沸いた。

6知念 慶 108分

2024年4月17日 · JリーグYBCルヴァンカップ 2回戦第1日 · ヴァンラーレ八戸 1-2 鹿島アントラーズ

25分に柴田壮介のゴールでヴァンラーレ八戸に先制され、追いついたのは82分、安西幸輝のゴールだった。90分では決着がつかず、鹿島は延長戦を10人で戦うことになる。1人少ない中で迎えた108分、鈴木優磨が競ったボールに知念が飛び込み、左足で合わせて勝ち越した。知念にとってこのシーズン初得点。4,844人が入ったアウェイのスタジアムで、数的不利の延長戦を勝ち切った。

7松村 優太 90+4分

2025年7月20日 · 明治安田生命J1リーグ 第24節 · 鹿島アントラーズ 3-2 柏レイソル

5分にレオ セアラ、39分に植田直通と決めて2-0としながら、43分と76分に失点して追いつかれた。2点のリードが消えた90+4分、敵陣深くで柏がスローインから始めた直後だった。田川亨介のプレスを受けて柏のパスが弱くなったところを、松村が奪う。GK小島亨介をかわし、左足で決めた。松村のこのシーズン初得点。試合後の松村は、意外と冷静で、GKを最後まで見ることができたと振り返った。3連敗を含む流れから、これで2連勝となった。

8鈴木 優磨 116分

2025年8月6日 · 天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会 ラウンド16 · 鹿島アントラーズ 3-2 アビスパ福岡

13分にチャヴリッチ、52分に知念慶が決めながら、そのたびに追いつかれた。2-1で逃げ切るかに見えた90+3分、シャハブ・ザヘディに同点とされて延長戦へ。この試合の鈴木には、83分にPKをGKに止められた場面があった。迎えた116分のコーナーキック、その鈴木が頭で合わせて決勝点を挙げる。鈴木のこのシーズン11点目。PKを外した選手が、最後は自ら試合を決めた。

9チャヴリッチ 90+12分

2026年8月7日 · 明治安田生命J1リーグ 第1節 · 横浜F・マリノス 3-4 鹿島アントラーズ

63,960人が入った開幕戦は、58分の時点で1-3。81分にレオ セアラがこの日2点目を返し、90+9分にはチャヴリッチがPKを決めて追いつく。そして3分後の90+12分。右サイドの柴崎岳が、最終ラインの裏へスルーパスを送る。抜け出したチャヴリッチはペナルティエリア右でGKと1対1になり、右足で流し込んだ。2点差からの逆転。5月の対戦では1-1だった相手に、終了間際の2点で勝ち切った。

10関川 郁万 90+8分

2026年8月15日 · 明治安田生命J1リーグ 第2節 · 鹿島アントラーズ 2-1 名古屋グランパス

開幕戦を終了間際の逆転で制してから8日後、ホームでの第2節も最後に決着がついた。22分にレオ セアラが先制し、54分に原輝綺に追いつかれる。1-1のまま迎えた90+8分、柴崎岳の右コーナーキック。こぼれたボールを小川諒也が左足でゴール前へ蹴り込み、そこにいた関川がコースを変えてネットを揺らした。関川にとってこのシーズン初得点。33,560人のスタンドは、2試合続けて終了間際の勝ち越しを見届けた。

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