川崎フロンターレ 終了間際の決勝点10本(2018〜2026)
2018年以降、川崎フロンターレが試合終盤に決めた決勝点から10本。記録と、そこに至るまでの試合の流れをあわせて振り返る。
1鈴木 雄斗 90+2分
直前の2試合を続けて落として迎えたアウェイの柏戦。32分に伊東純也に先制され、川崎は1点を追って後半に入った。58分に小林悠が追いつき、1-1のまま終盤へ。迎えた90+2分、長谷川竜也が上げたクロスに、ファーサイドで待っていた鈴木が頭で合わせた。鈴木のこのシーズン初得点。前年10月の柏のホームでの対戦は2-2。12,584人の観客の前で、連敗を2で止める1点になった。
2宮城 天 90+4分
61分にファン アラーノのゴールで鹿島に先制され、83分に山村和也が追いつく。1-1で迎えた90+4分、宮城が打った1本目のシュートはブロックされた。それでもボールはつながり、もう一度宮城のもとへ戻ってくる。ペナルティエリア手前の右から右足で打ったミドルシュートは無回転で、そのままゴールに入った。宮城のこのシーズン2点目。試合後の宮城は、1本目を打ったことで入りそうな感触があったと話し、無回転は狙ったものだと振り返っている。
3知念 慶 90+4分
宮城天の逆転弾で鹿島に勝ってから4日後、ホームの湘南戦も同じ90+4分に決着がついた。15分に田中聡に先制され、66分に旗手怜央が同点に。1-1で迎えたアディショナルタイム、知念は足をつりながらもゴール前で跳び、頭で勝ち越しのゴールを決めた。知念のこのシーズン8点目。5月のアウェイで1-1だった相手から勝点3を手にし、川崎のサポーターは2試合続けて、先制されてからの逆転勝利を見届けた。
4ジェジエウ 90+9分
直前の5試合は1勝2分2敗。25分にレアンドロ ダミアンが先制し、45+3分に仲川輝人に追いつかれる。終盤、センターバックのジェジエウは足をつったため最前線に残り、代わりに山村和也が最終ラインへ下がっていた。90+9分、右サイドの家長昭博がクロスを上げる。ジェジエウが頭で合わせたボールはポストに当たり、ゴールの中へ。試合後、ジェジエウは「全身つっている状態でした」と振り返った。2月のアウェイで4-2と敗れた相手への雪辱だった。
5家長 昭博 90+11分
開始5分に知念慶のゴールで鹿島が先制し、83分には山村和也が退場。10人になった川崎は、89分にコーナーキックの流れから追いつく。大南拓磨の折り返しを家長がバイシクルシュートで狙い、枠を外れたボールに山田新が反応して押し込んだ。そして90+11分、川崎にPK。家長の1本目はGK早川友基に止められたが、蹴った瞬間にGKの足がゴールラインから離れていたとして、やり直しになる。2本目を家長が決め、28,608人が入ったアウェイのスタジアムで逆転した。家長のこのシーズン初得点だった。
6遠野 大弥 90+4分
6分と59分に大橋祐紀に決められ、0-2。73分に瀬古樹が1点を返し、88分には山田新が同点ゴール。追いついた勢いのまま迎えた90+4分、遠野が右サイドから中へ切れ込み、左足を振る。シュートは相手DFに当たってふわりと浮き、GKの頭上を越えてゴールに落ちた。遠野のこのシーズン5点目。3月の対戦では0-0で終わった湘南を相手に、2点差をひっくり返した。直前の3連勝に続き、これで4連勝となった。
7山田 新 90+10分
11分に橘田健人が先制し、61分に家長昭博が勝ち越す。逃げ切りが見えた90+1分、三浦颯太のハンドの判定でPKを与え、清武弘嗣に決められて2-2。そして90+10分、左サイドを抜け出したマルシーニョが折り返す。山田は最初にうまく合わせられなかったが、戻ってきたボールから目を切らさず、頭で押し込んだ。試合後の山田は、本当は一発で決めたかったと話している。このシーズン13点目。5月のアウェイで5-2と大敗した鳥栖への雪辱だった。
8伊藤 達哉 90+5分
7分に伊藤、18分にエリソンと決めて0-2としながら、前半のうちに追いつかれる。80分にエリソンが勝ち越すと、1分後の81分に和泉竜司に再び同点とされた。取っては返される展開の末に迎えた90+5分。コーナーキックの流れから、ボールを持った伊藤がドリブルでゴールへ迫り、この日2点目となる決勝点を決めた。伊藤のこのシーズン8点目。直前の3試合は勝ちがなく、40,055人が入ったアウェイでようやくつかんだ白星だった。
9河原 創 90+4分
前回、2025年12月のアウェイで4-0と敗れた浦和との一戦。この日も3分に根本健太に先制され、9分にオウンゴールで追いつくも、56分に金子拓郎に勝ち越される。78分にラザル ロマニッチが再び同点に。迎えた90+4分、こぼれ球に河原が左足を合わせると、シュートはゴール右隅に入った。河原のこのシーズン初得点。直前の5試合は1勝2分2敗。21,735人のスタンドの前で、2度追いついての逆転勝利だった。
10エリソン 90+8分
3月のホームで0-5と大敗した相手との、アウェイでの再戦。15分にラザル ロマニッチが先制したが、45+3分に天野純に追いつかれる。1-1のまま迎えた90+8分、橘田健人が左へボールを展開する。ペナルティエリア左で受けたエリソンが左足で打ち、シュートはゴール右隅へ。エリソンのこのシーズン7点目。直前の試合を落としていた川崎が、26,084人の前で前回の借りを返した。
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