クラブ別 劇的な決勝点

横浜F・マリノス 終了間際の決勝点9本(2017〜2024)

2017年以降、横浜F・マリノスが試合終盤や延長戦で決めた決勝点から9本。記録と、そこに至るまでの試合の流れをあわせて振り返る。

2026.10.26 · 文: Golmento 編集部 · 記録はJリーグ等の公式記録、映像は公式チャンネルのものです

1前田 直輝 90+2分

2017年2月25日 · 明治安田生命J1リーグ 第1節 · 横浜F・マリノス 3-2 浦和レッズ

39,284人が入ったシーズン開幕戦。13分にダビド バブンスキーが先制したが、63分と65分、わずか2分の間にラファエル シルバに2点を奪われて逆転される。86分にウーゴ ヴィエイラが追いつき、迎えたアディショナルタイムの90+2分。齋藤学が左サイドをドリブルで運んで中へ送り、受けた前田が左足で勝ち越しのゴールを決めた。前田のこのシーズン初得点。開幕戦を逆転勝ちで飾った。

2ウーゴ ヴィエイラ 90+5分

2018年10月10日 · JリーグYBCルヴァンカップ 第1戦 · 鹿島アントラーズ 1-2 横浜F・マリノス

77分に天野純のゴールで先制し、逃げ切りが見えていた90+3分、犬飼智也に同点とされる。アウェイでの準決勝第1戦、引き分けもよぎる中で迎えた90+5分。マリノスのフリーキックをGK曽ケ端準が弾き、そのこぼれ球をウーゴ ヴィエイラが押し込む。同点から2分での勝ち越しだった。ウーゴ ヴィエイラのこのシーズン17点目。8月に鹿島のホームで1-0と敗れていた相手から、終了間際に勝利をつかんだ。

3マルコス ジュニオール 89分

2023年6月3日 · 明治安田生命J1リーグ 第16節 · FC東京 2-3 横浜F・マリノス

開始1分にアンデルソン ロペスが先制したが、ディエゴ オリヴェイラに34分、44分と決められて逆転される。62分にアンデルソン ロペスがこの日2点目で追いつき、69分にはFC東京に退場者が出て、相手は10人に。迎えた89分、水沼宏太がゴール前へ送ったボールを、マルコス ジュニオールが決めた。マルコス ジュニオールのこのシーズン3点目。前回、2022年9月のアウェイでの対戦は2-2。28,553人の前で、今度は勝ち切った。

4宮市 亮 90+7分

2023年6月10日 · 明治安田生命J1リーグ 第17節 · 横浜F・マリノス 4-3 柏レイソル

FC東京戦の逆転勝ちから1週間。ホームの柏戦も点の取り合いになり、73分の時点で2-3とリードを許していた。1人少ない柏を相手に、90+4分、水沼宏太の浮き球のクロスにアンデルソン ロペスが頭で合わせて同点。その3分後、マルコス ジュニオールの折り返しをペナルティエリア内で受けた宮市が右足で打つ。相手DFに当たってコースが変わったボールが、ゴールに入った。宮市のこのシーズン初得点。26,946人のスタンドの前で、7ゴールの試合に決着をつけた。

5アンデルソン ロペス 120+2分

2024年2月21日 · AFCチャンピオンズリーグ · 横浜F・マリノス 1-0 バンコク・ユナイテッド

1週間前のアウェイでの対戦は2-2。ホームでのこの日は、どちらも得点を奪えないまま延長戦に入り、時計は120分を越えた。そこで途中出場の村上悠緋が右サイドを突破してクロスを上げる。ボールが相手の腕に当たり、VARのレビューを経てPKに。120+2分、アンデルソン ロペスが決めた。この試合ただ一つのゴールで、2試合の合計は3-2。マリノスはベスト8へ勝ち進んだ。アンデルソン ロペスのこのシーズン初得点だった。

6松原 健 90+3分

2024年2月25日 · 明治安田生命J1リーグ 第1節 · 東京ヴェルディ 1-2 横浜F・マリノス

ACLでの延長戦から4日後に迎えたリーグ開幕戦。53,026人が入ったスタジアムで、7分に山田楓喜に先制される。1点を追う時間は80分以上続き、89分、アンデルソン ロペスがPKを決めて追いついた。そしてアディショナルタイムの90+3分、ペナルティエリア右でパスを受けた松原が、左足で逆転の決勝点を決める。松原のこのシーズン初得点。開幕戦を、終了間際の2ゴールでひっくり返した。

7ヤン マテウス 90分

2024年6月19日 · 明治安田生命J1リーグ 第13節 · 横浜F・マリノス 3-2 サンフレッチェ広島

直前の5試合は1勝1分3敗。ホームの広島戦も開始2分に加藤陸次樹に先制され、27分にヤン マテウスが追いつくも、77分に大橋祐紀に再びリードを許す。87分にアンデルソン ロペスが同点とし、迎えた90分。ヤン マテウスが声をかけ、アンデルソン ロペスがボールを落とす。そのボールをヤン マテウスが左足で決め、この日2点目で勝ち越した。試合後のヤン マテウスは「とても美しいゴールでした」と振り返っている。このシーズン5点目だった。

8植中 朝日 90+10分

2024年8月21日 · 天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会 ラウンド16 · V・ファーレン長崎 2-3 横浜F・マリノス

58分にフアンマ・デルガドに先制され、67分に天野純が追いつく。1-1で迎えたアディショナルタイム、90+2分にマテウス・ジェズスに勝ち越しを許した。敗戦が近づいた90+8分、西村拓真が同点ゴール。延長も見えてきた90+10分。クリアボールを前線の選手が競り、五分五分のボールをなんとかマリノスのものにする。一度こぼれかけたボールを植中が抜け出しながら受け直し、最後は左足で振り抜いた。逆転の決勝点だった。アディショナルタイムだけで3点が動いた試合。植中のこのシーズン9点目で、2019年に長崎のホームで3-1と敗れた相手への雪辱にもなった。

9ヤン マテウス 90+4分

2024年11月30日 · 明治安田生命J1リーグ 第37節 · 湘南ベルマーレ 2-3 横浜F・マリノス

27分に鈴木章斗に先制され、53分にアンデルソン ロペスが追いつく。67分に福田翔生に再び勝ち越されたが、89分に天野純が同点に。そして90+4分、ヤン マテウスが高い位置でボールを奪い、アンデルソン ロペスとのワンツーで抜け出して左足で押し込んだ。ヤン マテウスのこのシーズン10点目。6月の広島戦に続き、アンデルソン ロペスとの連係から生まれた終了間際の決勝点だった。直前の4試合をすべて勝っていたマリノスは、2度のビハインドを跳ね返して勝利を重ねた。

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